![IR(統合型リゾート)の進捗状況。候補地はどこに絞られる?](https://xn--f9j3ab9eyi9ai8h4i6jzdc5741iv6tbh3zbvr5dtjtc.com/wp-content/uploads/2021/10/ireyecatch.png)
もくじ
IR(統合型リゾート)いつ頃できる?
上記、「IR(統合型リゾート推進法成立)までのながれ」で確認しましたように、2016年12月に衆院内閣委員会で可決された「カジノ法案(IR推進法案)」ですが、法案が可決されたからすぐに日本にIRができ、カジノをプレイすることができるのかというとそうはいきません。
この後、
この後、
1. 法整備
2. 候補地の選定
3. 施設の設計・建築
4. オープン準備
2. 候補地の選定
3. 施設の設計・建築
4. オープン準備
などを経てやっと日本に統合型リゾートがオープンできるのです。
ただ、当初の予定では、候補地とほぼ確定的な「大阪-夢洲」での2025年万博の開催の跡地利用として、IRが建設されるのではないかというのが一般的な見方でしたが、「新型コロナウイルス感染症(COVID‑19)」が全世界に蔓延したため、大きく計画は狂ってしまっているのではないでしょうか。
ただ、当初の予定では、候補地とほぼ確定的な「大阪-夢洲」での2025年万博の開催の跡地利用として、IRが建設されるのではないかというのが一般的な見方でしたが、「新型コロナウイルス感染症(COVID‑19)」が全世界に蔓延したため、大きく計画は狂ってしまっているのではないでしょうか。
IR(統合型リゾート)進捗状況(2022年3月現在)
2020年12月18日に政府は第7回IR推進本部会合を開催し、その会議の中で、カジノを含む統合型リゾート(IR)について、次のような方針を決定しました。
1. 最大3カ所の整備地域を選定する基準を盛り込んだ基本方針を決定。
2. 自治体からの申請期間については、新型コロナウイルス感染拡大の影響のため次のように変更、
2. 自治体からの申請期間については、新型コロナウイルス感染拡大の影響のため次のように変更、
(予定)2021年1~7月 ⇒ 2021年10月~2022年4月
3. IR開業時期
申請期間にあわせて2020年代半ばから2020年代後半にずれ込む見通し。
※ コロナ禍で訪日外国人観光客が激減してはいるが、2030年には訪日外国人旅行者数6000万人、消費額を15兆円とみこんでいる。
※ IR開業を起爆剤に、増加や国内各地への需要開拓などを図ろうとしている。
※ IR開業を起爆剤に、増加や国内各地への需要開拓などを図ろうとしている。
IR(統合型リゾート)開業までのスケジュール
下記のようなにIR(統合型リゾート)の開業までのスケジュールが政府より出されています。
「新型コロナウイルス感染症(COVID‑19)」により大幅にスケジュールが遅れましたがこの計画通り進んで行けばいいですね。
「新型コロナウイルス感染症(COVID‑19)」により大幅にスケジュールが遅れましたがこの計画通り進んで行けばいいですね。
<IR開業までのスケジュール>
(参考)画像については「平成29年8⽉特定複合観光施設区域整備推進本部事務局」からの資料をもとに当サイトで作成
IR(統合型リゾート)候補地MAP
下記の図はこれから日本におけるIR(統合型リゾート)の候補自治体(候補地)を表しています。
IR(統合型リゾート)の候補自治体は大きく分けて、
IR(統合型リゾート)の候補自治体は大きく分けて、
IR(統合型リゾート)有力候補地
2022年3月、IR(統合型リゾート)を積極的に進めている自治体について簡単に解説しています。
① 大阪 夢洲
![夢洲250](https://xn--f9j3ab9eyi9ai8h4i6jzdc5741iv6tbh3zbvr5dtjtc.com/wp-content/uploads/2022/03/yumeshima250.png)
② 和歌山市 マリーナシティー
![IR和歌山マリーナシティー](https://xn--f9j3ab9eyi9ai8h4i6jzdc5741iv6tbh3zbvr5dtjtc.com/wp-content/uploads/2022/03/wakayama250.png)
<和歌山市のIRについての取り組み(Youtube)>
③ 長崎 佐世保 ハウステンボス
![IR候補地長崎ハウステンボス](https://xn--f9j3ab9eyi9ai8h4i6jzdc5741iv6tbh3zbvr5dtjtc.com/wp-content/uploads/2022/03/nagasaki250.png)
IR(統合型リゾート)検討中候補地
2022年4月には、各自治体からIRを誘致するかどうかを国に対して申請を行わなければなりません。2022年3月現在、まだ断念はしていないが、申請はされていない候補地について簡単に、解説しています。
④ 宮城県 仙台(仙台空港周辺)
![IR候補地仙台空港周辺](https://xn--f9j3ab9eyi9ai8h4i6jzdc5741iv6tbh3zbvr5dtjtc.com/wp-content/uploads/2022/03/sendaikuko250.png)
北海道・東北地域で国にIR区域整備計画を申請する可能性がある唯一の都道府県・政令市となっている。
⑤ 東京(お台場)
![IR候補地東京お台場](https://xn--f9j3ab9eyi9ai8h4i6jzdc5741iv6tbh3zbvr5dtjtc.com/wp-content/uploads/2022/03/tokyoodaiba250.png)
⑥ 愛知(常滑)
![IR候補地愛知](https://xn--f9j3ab9eyi9ai8h4i6jzdc5741iv6tbh3zbvr5dtjtc.com/wp-content/uploads/2022/03/aichi250.png)
⑦ 徳島(鳴門)
![](https://xn--f9j3ab9eyi9ai8h4i6jzdc5741iv6tbh3zbvr5dtjtc.com/wp-content/uploads/2022/03/naruto250.png)
⑧ 沖縄県(名護市)
![沖縄名護市イメージ](https://xn--f9j3ab9eyi9ai8h4i6jzdc5741iv6tbh3zbvr5dtjtc.com/wp-content/uploads/2022/03/okinawanagoshi.png)
IR(統合型リゾート)候補地断念(撤退)
当初、IR(統合型リゾート)候補として名乗りを上げていた各自治体の中にはここ数年で「コロナ禍」もあり自治体の状況も一変した。インバウンドの観光客も見込めないなど先行き不安な状態ではIRを誘致するにはリスクを伴うことが予見され辞退を表明する自治体も現れた。
そんな、自治体について簡単に解説してみました。
そんな、自治体について簡単に解説してみました。
⑨ 北海道(苫小牧 他)
![IR候補地北海道苫小牧](https://xn--f9j3ab9eyi9ai8h4i6jzdc5741iv6tbh3zbvr5dtjtc.com/wp-content/uploads/2022/03/hokkaido_tomakomai.png)
⑩ 千葉(幕張メッセ)
![IR候補地千葉幕張メッセ](https://xn--f9j3ab9eyi9ai8h4i6jzdc5741iv6tbh3zbvr5dtjtc.com/wp-content/uploads/2022/03/tibamakuharimesse.png)
⑪ 神奈川_横浜(山下ふ頭)
![R候補地横浜山下ふ頭](https://xn--f9j3ab9eyi9ai8h4i6jzdc5741iv6tbh3zbvr5dtjtc.com/wp-content/uploads/2022/03/yokohama_yamashitafutou250.png)
IR法案通過までの流れ
IR法案通過までの流れを次のページで解説しています。参考になればと思います。
<IR(統合型リゾート)推進法成立までを振り返る。>